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インフルエンザとインフルエンザ脳症の違い

マスクをする女性

インフルエンザとインフルエンザ脳症の違いとしてはまず「インフルエンザはウイルスに感染することで発症する症状のことである」という違いが挙げられます。
38度以上の高熱や全身倦怠感、頭痛や悪寒といった症状を持つインフルエンザは例年12月ごろから3月ごろにかけて流行を見せる病気であり、単純にインフルエンザといった場合にはこのウイルス感染症のことを指します。
これに対して脳症とついた場合、これはインフルエンザウイルスによって引き起こされる合併症のうち脳に発生するものを指すのが普通です。
脳症の症状としては痙攣やうわ言、異常行動、重症の場合は心停止といったようなものがあり、特に5歳以下の幼児に発症することが多いという特徴があります。
そのメカニズムとしては体内に侵入したウイルスに白血球が反応してサイトカインと呼ばれる物質を大量に生成し、このサイトカインが脳に作用すると脳の血管に影響を与えて脳の水分を漏出させて脳をむくませる脳浮腫を引き起こすことで脳症に至るとされています。
現在では厚生労働省から診療ガイドラインが公開されたこともあって致死率は有意に下がっていますが、それでも発症した幼児の1割前後は死亡し、生存した幼児の3割前後に後遺症が残る恐ろしい病です。
そのためもし先に述べた症状、痙攣やうわ言、異常行動といった症状が幼児に見られた場合には可能な限り速やかに病院に連絡をし、必要に応じて救急搬送などを行うことが必要になります。
総括するとインフルエンザと言うのはウイルスに感染することで発症する病気であり、インフルエンザ脳症はウイルス感染症によって主に幼児に引き起こされる脳の病気であるといった具合になります。

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